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23、お背後さんにきいてみた

発声障害が出たことに関して、その当時の数年間にわたる心理的な背景については、前に触れたし、自分なりの分析もしてみた。
インナーチャイルドは、さらに時間的にも遡り、心の奥底の意識の及ばないところに存在するものかも知れない。
そしてさらにその奥には、今の自分につながる何があるのだろうか?
人は、幾重もの気づかない自分をまとっているのかもしれない。

そことつながるきっかけは、たくさんある。
仕事でも、人間関係でも、パートナーシップでも、一冊の本でも、そして病でも。
私の場合、こじらせてしまった原因不明の違和感で、そっちの方向へも導かれることになってしまった。
人は、人生の中で、幾度か記憶や肉体を離れたものに、ひかれる時がある。
クロス邂逅事件から程なく、やはり友人の紹介で、ある霊能者のもとを訪れた。

目に見えるものが全てではないという思いは、素直に私の中に存在しているので、自分の心に落ちてきさえすれば、静かに敬意を持って受け入れられる。
その人は、至って普通に私に対面し、話に耳を傾けてくれて、そして、これまた普通にお背後さまの言っていることを伝えてくれた。
細かいところは憶えていないが、私が陥っていることに言及し、それに対していくつかの心にしみる言葉があってホロッとした。
少し先を急ぐが、実は、この少しあと、『スリー イン ワン コンセプト』というセッションを数回受け、そこで無意識の私の内側から引き出された心理というのが、お背後さまで言われたものと全く同じであることに気がついて驚いた。
全く違うアプローチで、言われたことが全く同じだったのだ。
しかも、自分自身で思う自分とは、真反対の自分を指摘された。

お背後さまは、
あなたは、自分が何とかしなくてはいけないと思っている。
親の人生は親のもの、他人の人生は他人のもの。
わめこうが泣き叫ぼうが、あなたが背負う必要はない。
生き仏にでもなるつもりか?それはある意味不遜なことだ。
あなたはあなたの人生を生き、謳歌するために生まれてきたのだ。
と。

私は、誰かの人生をも背負うつもりなど毛頭なく、むしろ自分でしたいことをして生きてきた人種の成れの果てぐらいに思っていたから驚いた。
しかし、自分の人生を生きなさいという言葉にはホロッとした。
そして、あまり時をおかず受けた『スリー イン ワン コンセプト』では、さらにそのことをカッコつきで説明されるようなことが起こった。

『スリー イン ワン コンセプト』は、『ストレスを受けると筋力は低下する』という理論を応用して、筋反射で検証しながら問題の原因となっている感情を探り解放していくセラピーだ。
アメリカのカイロプラクティックのドクターが構築した『アプライド キネシオロジー(AK)』という治療体系が元になっている。

腕の三角筋の筋反射で問題に迫っていく。
片腕を前伸ばし、質問を投げかけたあとに、下に軽く圧をかける。
その質問に対してイエスであれば、腕はカチッと強く留まり、ノーであればユルっと下がる。
結構なスピードで質問を投げかけていく。
加える力はほんのわずかで、動きもほんの少しだが、熟練のファシリテーター(スリーインワンではセラピストをこう呼ぶ)には、反応がはっきりわかるらしい。

私は、3回ほどのセッションで、私自身が認識しているさらに奥の感情を見つけて解放するということを試みた。
これも、心に落ちてくるものがあれば受け入れるという、いつもの私のスタンスだ。

問題が明確に伝わり、内側からも明確な回答が届きやすいように、質問として口にする言葉をファシリテーターと一緒に考えた。
そして、『私は、1993年9月頃から、喉に違和感を感じて思うように声が出せない』という言葉を口にすることで、セッションは始まった。
ほんの数分、ファシリテーターがいくつかの質問をして筋反射のテストをすると、こう話した。

『この時期から始まったというのは思い込みだそうです。
この時期を原因とするのは8パーセント。
他の92パーセントの原因は、もうずっと前からあったことだそうです』

感情を扱うセラピーにしては、クールでドライすぎる数値化。
私は一瞬たじろいだ。
思い込みとはどういうことか?
私自身が、自分自身の闇をこじ開け、心理的な背景もあると受け入れたのは、思い込みだというのか…

ファシリテーターが言うには、脳は結構騙されやすくて、そうに違いないと思っているうちに、脳がそれを事実だと認識してしまうのだそう。そして、さらに強くそう思い込むのだそう。
何だ、じゃそうじゃないって思い込めばまたもどるのか。
簡単じゃん…と、私は一気に肩の力が抜けた。
しかし、そうは問屋が卸さなかった。

原因の92パーセントは、それ以前からあったことだという。


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