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この記事のみを表示する12、頭蓋仙骨療法(クラニオ・セイクラルワーク)①

12、頭蓋仙骨療法(クラニオ・ セイクラルワーク)

けいれん性発声障害の治療法については、以前、数回に分けてブログで紹介したことがあるが、ここでは、それらの治療法について、私自身の状況と重ね合わせて、もう少し詳細に記していきたいと思う。

一番に取り上げたいのが、オステオパシーの代表的な手技の一つ『頭蓋仙骨療法(クラニオ・セイクラルワーク)』だ。
オステオパシーとは、19 世紀後半、アメリカで確立された自然医学で、基本的には、外科的手術や薬物に偏らず、ヒトに本来備わっている自己治癒力を高め健康を取り戻すことを目指ざしているときく。
欧米では国家資格であり、メディカルドクターと同等の治療が認められているが、日本では、まだ教育の環境が整っておらず、民間のスクールなどで、海外からの講師を招くなどしてその手技を学ぶことができる。

オステオパシーは、基本的には、西洋医学の解剖・生理・病理学に基づいて身体を診ていくが、診方やアプローチの視点が実にユニークだと感じた。
『頭蓋仙骨療法』(以下クラニオ)は、頭蓋(craniumクラニアム)から仙骨(sacrumセイクラム)に存在するシステムに働きかけるので、この名前がついている。
頭蓋から仙骨に存在するシステムとは、①頭蓋骨や脊柱、仙骨という骨自体、②脳と脊髄という中枢神経、③中枢神経を容れる髄膜、④髄膜の中を満たしている脳脊髄液のこと。

実際の手技では、頭蓋骨や仙骨の微細な動きを手で捉え、硬膜の動きに働きかけることで、頭蓋骨や仙骨の歪みを調整し、神経の促通や体液の循環を促していく。
同時に深いリラクセーションに導き、潜在意識に触れることで思わぬ気づきを得ることもある。

以上のことは、後にセミナーなどで学んだ基本的なオステオパシーとクラニオの知識だ。
興味を持たれた方は、私の HP、pdfファイルの記事などをあわせて参考にしていただきたい。

ともあれ私にとってクラニオは、フィジカルとメンタル、潜在意識と顕在意識をつなぐ架け橋になったワークだ。
先にも記したように、代替医療は同じ治療法でもアプローチの方法が様々で、しかも受け手の個性によっても作用の出方が違う。
多くの方に同じように効果があるとは言えないのだが、だからこそ個々のケースの詳細を記すことが、意味ある症例報告につながるとの思いから公開することにした。

クラニオとの出会いは、音声外来始め様々な西洋医のもとを訪れても一向に光が見えて来ず、すっかり閉塞的な気持ちに陥っていた頃だった。
当時、友人が、『FILI』という精神世界系の情報誌を発行しており、心と身体に関する気づきのワークがいろいろ紹介されていた。
その中で、ふと目にとまったのがクラニオで、『人間の身体の中には、呼吸や心拍とは異なった潮の満ち引きのようなリズムが存在する』
その説明文の一節に強く心がひかれたことがきっかけだった。

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